ジャンプSQ 2023年10月号。読みました。そうでしたか、そうでしたか。
いや、今回のエピソードそのものはQ&A等で概要を知っていたわけですが、時系列がはっきりしてびっくりしました。そして二宮隊の降格と影浦隊の降格の原因が同根だったとは思いませんでした。
カゲはこの頃からずっと、ユズルのこと大事にしてたんですね。殴られた根付さんはまあ油断したねって思って意外でした。根付さん、カゲのSEのこと考えたら、この場面で魔が差したらいけないことはわかっていたと思うのですが、SEの度合いを読み間違っていたのか、普段接触がないので甘く見ていたのか、どちらなんだろう。
二宮さん、そもそも自分の態度が追い詰めてたって思ってなかったのかな……。ユズルに言われてちょっと考えたようですけど、あのやりとりで相手を追い詰めてない、って思うのは、二宮は本当に自分に自信があって揺らがないでやってきた人なんだろうなあと。
私には、鳩原さんが去ったことに怒ってるようにしか見えないのですが、そしてそういう表出の仕方をしてるのだけど、そこに絡んでいる感情を全然腑分けしてないでしょこのひと、とも思いました……。そういうとこだぞ二宮的に……。
あと、出水もあんなとこであんなことされたら断れないって考える余地もないくらい切羽詰まっていたのか、それともそこも計算の内なのか、どっちにしてもひどい先輩にしか見えないんだけど、出水くん優しいですね。
鳩原さんの表に見せる顔は、内に抱えていた鬱屈とは裏腹だったのかな。なんだか一度事故か何かで人を死に至らしめていて、その恐怖がひとをうてない形で残ってしまっているとかで、「できない+絶対やりたくない」なのかもしれないと思いました。
なんにしろ、葦原先生は隔月連載と決めていただいて、お体大事になさって頂きたいものです。こうして先が読めること、そのものが一番嬉しいことなので。
