kanohara’s log

好きなものについてつぶやきます

完走

     

 アイナナのアプリを始めたのが7月の話で、はじめてイベントストーリーがやってきまして、音ゲーをクリアしてポイント貯めないと先が読めないという私にとっては顔色を無くす進め方。

 なぜアニメだけ見てアプリをやってなかったかって、つまりこの手の反射神経が必要なゲームが超! 苦手! だからです!!

 おまけに、今回開催されたストーリーが「後編」で、つまり若葉マークの私は前編からやらないといけないわけですが、開催期間がだいたい10日くらいで、前後編両方分のポイント分曲を叩かなきゃならない、という状態。

 いやこれ弊社の夏休み期間開催で本当に良かったです。仕事してたら間に合わなかった。最初はEASYモードがやっとだったのに、スパルタで己を促成栽培し、いちおう1曲ならEXPERTも叩けるまでがんばりました……。ほんと当社比がんばった……。(前編はミライノーツ、後編はFLY! MORE LIBERTYのみ)

 それでもタイミングあってるはずなのに指が滑ってるとか、そもそもタイミングあってないとか、どこミスったかわからないとか(つまり何に気をつければいいのか対策がとれない)、どのノーツが苦手かわかったけど指が反応しないのなら替えても無駄じゃんとか、途中であまりに出来なさすぎてめちゃくちゃ凹んで「そこまで嫌ならやめなさい」と自分に諭されるとかして、だいぶ消耗しました。オートモードもあるんだけど、ポイント効率が自力で叩いた方がよかったので無茶をしました。最終話読み終わったときは本当に深いため息が出ました。や、やればできた……(夏休み終るギリギリでしたが)。

 

 LINK RING WIND、お話としてはふんわりした作りでしたが、背景映像が好きでした。あと、衣装と小道具の取り合わせが豪華で目の保養。キャラクタービジュアル的には、オウエンとリョウブとアンズが並んだときが華やかな色合いの取り合わせになって最高でした。アサツキとチシャでも見た目的にアサツキの方が年上っぽいのに、チシャのほうが面倒見てる感があって面白かったです。

 

 読み終わってやっとひといき、と思ったら、8周年おめでとうのはじまりで、なんだか情報が盛りだくさんで、今とても処理できないのでちょっと待って、の気持ちです。

 でも、ついったで出回ってた情報で「これ俺絶対好きだろ」という終了しているイベントストーリーが、何かをがんばれば復刻させて読めるらしく、またがんばらなくてはいけないらしいです。うわーん!! 9月まで仕事が佳境(苦境ともいう)なんですけど(涙)!!

 

 あと、ソシャゲのマネタイズってこういうことなんだ、ガチャってこういうことなんだね、というのがやっとわかってきました。いちおう働いてるのでやろうと思えば使い込めますが、私は超臆病者で課金はコンビニでカード買ってきてやることにしているので、射幸心を煽られても面倒さが先に立って持ちこたえてます。がんばるんだ私。

 

夏映画

  

 ようやく見に行ってきました、夏映画。なぜかギーツが先だと思い込んでいて、キングオから始まったのでちょっとびっくりしました。いや、そうですよ、戦隊から始まっていいのですよ、私。(猛暑になってからまともに眠れてないのでいまだいぶポンコツ度がマシマシになっている)

 

 キングオ、連れて行かれた先のCGが「わあマーベルのマルチバース!」と思うくらいには派手な色彩感覚で作られていて、ちょっとわくわくしました。死の国がこんなに鮮やかなら、わりと楽しそうであると思ってしまう。お盆に見たのでなおさらです。

 死の国の王様も大分派手な方ではあったのですが、そもそも王様たちが派手なので、そんなに目立たなくなっていてちょっと申し訳なかった。

 死にまつわる苦い思い出や心残りのある王様は、連れ去られる先があったのかなあと思いながら見ていました。ヤンマがどこにも行かずに戻るための作業に専念できていたのは、ジェレミー蜘蛛の糸が繋がっていることがわかって、元の世界に戻ることだけを考えていられたからなのかも。

 ヒメノ様、お父様もお母様も医療者だから、絶対にそちらに誘ったりしないとわかっていらしたですよね。きっぱり手を離せるところが格好いい。

 そしてかっこいいと言えば、カグラギ殿。いやー、どこをとっても格好いい。清濁併せ飲むというより、酸いも甘いもかみ分けて、必要なものを選び取ってここにいるんだろうなあ。

 TVシリーズがそもそも毎回クライマックスレベルできっちり編み込んだお話なので、逆に尺が伸びた分、うまくまとまらなくなっていた印象ですが、面白かったです。

 そして、ギラが死の国の王に告げる一連の台詞、ギラの幼い、でも強い口調で言い切るところに焦点を合わせて作られてる感じが、どことなくビルドの夏映画を思い出しました。

 

 ギーツは、ごめんなさい、これ封切り直後に見に行くべきだった、と反省しました。今見ると、かなり受け取り方が違ってしまう。本編がえらいことになってしまってから映画を見ると「息抜き?」みたいになってしまったです~。ごめんなさい。

 クロスギーツのボディがかっこよくてものすごく萌えたのに、ちゃんと中身がダメな感じで描かれていたのがすごいバランス感覚。うまい。というか、全体的に敵側のほうがかっこよく見える作りにしておきながら、ちゃんと落とし前つけるところがすごい。しかも、本当なら単純にライダー夏映画な終わり方の、英寿側の皆が笑って一緒に居てお互いを信じている光景、に、言葉をなくしてしまいましたです……。

 

あにななついったログ

 

 ついったのログを自力回収で植え替え。

 

*****

 

かのはら@kanohara_s

2020年11月1日
アニメのアイナナ見てると、アイドルを見てる側がこうあってほしいと思うような土台の上で難題やぶつかり合いが起きるので、安心してられるというか黄昏るというかでつい見てしまう。

かのはら@kanohara_s
2020年11月8日
自分の「好き」が枷にしか思えなくなるから、この夢の行き着く先が知りたいんだな。

 

かのはら@kanohara_s
2020年11月15日
さすがアクティブユーザー10代を大事にしているゲームだけあるなあ、手厚い。本編中でもメタでも「ファンが大事にされている」感があって、私はそれが気になる。

 

かのはら@kanohara_s
2020年11月23日
夫婦漫才からの落差、兄弟喧嘩にうちの子味方だもんと引き込んだら敵の味方してる、までは踏ん張れたんだけど、天秤にかけてるものが大きすぎるよ本人以外に相談しよう! と、相変わらず見ていてハラハラするアニナナでした。

 

かのはら@kanohara_s
2020年11月29日
大好きを大好きって言わせてもらえるの、時々すごく奇跡を必要としてくるから、心底うらやましかった。いいなあ。

 

かのはら@kanohara_s
2020年11月29日
古傷ぜんぜん古傷になってないねーと自分を笑ってしまった。わはは。

 

かのはら@kanohara_s
2020年12月6日
演出方法がかっこいい。ED的な尺をそこに持ってくるか。アニメってすごいなー! いいなー! こういうやり方があるのか! う、うらやましい!(最近こればっかりだな)

 

かのはら@kanohara_s
2020年12月13日
今週も感想が「う、うらやましい~~~!」で、こればっかり思うってなんか多分間違った気がするんだよな。

 

かのはら@kanohara_s
2020年12月20日
100回くらいうらやましいと思うのは、うらやましいからなんだけど、そういう形に描かれていることそのものからうらやましい。

 

かのはら@kanohara_s
2020年12月27日
すごい決め台詞で終わった、と思ったら、かっこいい引きが来て、続きがあるよ、という予告が入って。アニメっていいなーとしみじみ思いました。

 

かのはら@kanohara_s
2021年7月4日
3rd beat, のっけから不穏しかないのすごい。怖い。

 

かのはら@kanohara_s
2021年7月11日
一織がこれ言えるの若さもあるけど強い意志、という感じがかっこいい。後悔してるのは、道連れにするのが怖いからでしょお兄さん。

 

かのはら@kanohara_s
2021年7月11日
怖いから、じゃなくて怖くなったから、か。ストーリーに時間経過が組み込まれてて変わってく姿が見られるのが面白さの一つ。皆それぞれ隠し事があるけど、誰に/何に対してかのグラデーションも変わってく。

 

かのはら@kanohara_s
2021年7月25日
うわあ、あまりのえげつなさに飛び起きてしまった。今はわりと描かれるものより描かれ方を見てる漫画やアニメが多いんだけど、アニナナに関しては毎回叫びながら見てるから、感情の揺さぶられ方が大きいんだなと自覚する。古傷と感傷と願望が交錯してるよ。

 

かのはら@kanohara_s
2021年8月1日
不安を扇ぐ団扇の使い方が巧すぎる……。こっわい。何見ても「え、これ次にもっとやばいのが待ってる奴でしょ?」って思ってしまう。

 

かのはら@kanohara_s
2021年8月8日
ナギが全員集めたの? 情報共有は大事だけども仲良しすぎる3組にびっくりですよ。しかしてユキがまったく逃がすつもりがなかったの、優しいなって思ってます。さて余波がどう返ってくるのか、またしても団扇の使い方が巧いラストでした。

 

かのはら@kanohara_s
2021年8月15日
私の諸々を横に置いて、キャラクターがそれぞれ譲れないもののためにぶつかる土台としてアイドルという装置がある、と考えられると単にすごく面白い、ですむんだが。百とユキは譲れないものがお互いだから難しくて、一織は譲れないものが無傷で得られない上に自分の感情が一番邪魔になるから難しい。

 

かのはら@kanohara_s
2021年8月22日
演出すごくいいなー。距離感や心情を表すために、カメラアングルとか電車使って反射光とか、見入ってしまった。あとここで曲、というところでEDにする、っていうのも前回のTRIGGERでも思ったけどアニメならではですごく好き。

 

かのはら@kanohara_s
2021年8月22日
人の大事にしているものをおもちゃにするのが好きそうなひとに、なぜモモは自分が大事にしているものを開示してるんだろう? 取引条件の時点でバレてるから?

 

かのはら@kanohara_s
2021年9月5日
うわ、先週はあれこれ考えすぎて結局感想としては何も書けなかったのか。モモのイカロスの羽根(意訳)の話、するべき相手違うよな、と思ったところからぐるぐるしてしまって。

 

かのはら@kanohara_s
2021年9月5日
あれ、最初から土手っ腹にきっついパンチが……。

 

かのはら@kanohara_s
2021年9月5日
演出がいいなあと毎回思うのは、何を聴かせたいのか、重点がはっきりしているように見えるからなんだけど、それは私がゲームをやっていなくて見たい場面という思い入れがないからかもしれない。

 

かのはら@kanohara_s
2021年9月5日
本当に、今この瞬間は二度となくて、あの時一緒に居たあのひとたちは散り散りになったりしてしまうから、今を大事にしていくしかない。

 

かのはら@kanohara_s
2021年9月12日
これから起きる方向が辛くないわけじゃないんですが、違う地獄を想像していたので、さすがに構成がちゃんとしてるなあと。悪意で落とされるより、善意と好意と己の望みがぶつかって、崩壊するしかなくなる様を見せられるのが辛い。

 

かのはら@kanohara_s
2021年9月19日
想像してたのとちょっと違ってた。やっぱりユーザー層をきちんと見据えて作られてるのがわかるし、それは本当に安心できることなんだ。

 

かのはら@kanohara_s
2021年9月19日
紡ちゃんがドアを開けて、そっと呟いて、それから出て行くまでの、間の取り方がすごく好き。大切な「仕事」だから、こんなことを隙として取られるの、悔しいよ。

 

かのはら@kanohara_s
2021年9月26日
えっ、ここでED!? しかも演出音がめちゃくちゃかっこいいんですけど!?

 

かのはら@kanohara_s
2021年9月26日
うあ―――。でもスタンス的にはトリガーの逆張りに見えるが。そしてこれに徹してくれるなら、見てる側として一番ラクなの確か。

 

かのはら@kanohara_s
2021年9月26日
これでつづく、なのかー。相変わらず尺の使い方がうまい作りでした。最後、天と陸がオーバーラップなの、両方のセンターだからかな。

 

かのはら@kanohara_s
2022年10月2日
OP見てるだけでなんとも言えない気持ちになって、1年たってもずっと刺さったままなの、間にぶいも解散してて、ファンってなんだろってまだ思ってるからです。

 

かのはら@kanohara_s
2022年10月2日
しかし天にぃなんでそんなあぶないひとにくっついてんのか、って思ってしまうわ……。

 

かのはら@kanohara_s
2022年10月2日
そして今は鎌倉殿で鍛えられて不穏さの耐性があがってるからハラハラはするけど大分楽!

 

かのはら@kanohara_s
2022年10月9日
ステージ(曲)をEDに持ってきて尺を使うのがうまいなあといつも思うのですが、今回もまた本当によかったなあ。応援してる側、ファンの台詞がいくつも重ねられてどれもよくわかるから、先に入れられてる外野の毒も抜いてくれるのが、考えて作られてるお話という感じを強くしてくれる。

 

かのはら@kanohara_s
2022年10月16日
子ども電話相談室、一織が一番得したね。天使はコントロール可能だけどモンスターはそうじゃない。でもあのおじさんはアイドルが好きなんだな。そこが弄びたい九十九のおっさんとは違う。

 

かのはら@kanohara_s
2022年10月23日
うわあ…………フィクションとわかってても、こう言ってもらえるのは、すごく嬉しいんだよ……そう、後悔したくなかった。後悔したくなかったんだよ……。

 

かのはら@kanohara_s
2022年10月23日
怒れる天にぃ、大変格好良い。

 

かのはら@kanohara_s
2022年10月30日
相手を抉るためならなんでもやれるのずーるのひとたち…? いやまあ攻略するなら弱点攻めるのセオリーですけども。

 

かのはら@kanohara_s
2022年10月30日
あのおっさん、ほんとうに有能なんだなあ。モモは守りに徹するより攻めてるほうが合いそうなんだけど、実際はユキのほうが容赦ない。それは、モモのほうが守りたいものの範囲が広いからに見える。

 

かのはら@kanohara_s
2022年11月6日
姉鷺さんーーーーー!!  

 

かのはら@kanohara_s
2022年11月6日
本当に本当にそれって夢で、だからこそ叶わないやつで、20年も見せてもらってありがとうって心から思ってるけど、それでもこのタイミングでそれ言われると本当に刺さりますよ……。

 

かのはら@kanohara_s
2022年11月6日
今、このとき、その叶わない夢を望むこと自体が間違ってるんだよなって改めて思ってるからさ……。

 

かのはら@kanohara_s
2022年12月4日
いやこれは臆せず怒鳴ることができる環がすごい。あとお父さんにその直球を入れる余地を作ってくれるのがアイナナだな~。

 

かのはら@kanohara_s
2022年12月11日
ライブのカメラワークがちょっと羨ましすぎる。こういうのが欲しいんですよ、顔が映ってるのが大事ってわけではないのですー。

 

かのはら@kanohara_s
2022年12月11日
リバーレ版アンダルシア……!!

 

かのはら@kanohara_s
2022年12月18日
私的にはちょっと息抜き回でした。モモはかわいくて強くてえらい、とずっと思ってるけど、恩があればヤバくても手が切れないの、義理堅いのと裏表なのか。

 

かのはら@kanohara_s
2022年12月18日
一織と壮吾、色々考えてから動く組なので、ショック受けるのよくわかる。

 

かのはら@kanohara_s
2月5日
できれば小説で読みたいんだが。すごい刺さるモチーフとテーマ突っ込んでくれるな!

 

かのはら@kanohara_s
2月5日
ゲームできない子なので続きは年単位で待たなくちゃいけない……ただ続きがあるんだから危険なことが起きても大丈夫なんだろうなって信じるだけ……子ども電話相談、鬼のようなこと言っててしかも怖くてたぶん正しいのをどうやって出し抜くんだ一織……。

 

かのはら@kanohara_s
2月12日
えっ、待って、ちょっとその理由は本当なんですか!?

 

かのはら@kanohara_s
2月12日
の、能力の無駄遣い……!! 

あとモモそんなにまっすぐ相手してあげなくても……なんの負い目???

 

*****

 

 3rdのラストはすでにこっちに引っ越しています。

 だいぶ阿鼻叫喚してて他人事として見れば面白いです。

 

 

ムビナナを見に行った話

 

  公開したらすぐ見に行く予定だったのですが、ばたばたしていて、もう見ないと終ってしまう、と公開1ヶ月後に滑り込みで映画館に行きました。BEYOND THE PERiOD。
 DAY1とDAY2は選べるものの、応援上映しかやっていない状況で、応援グッズもないし声かけもできないけどすみません見せてください、と時間が合ったDAY1のチケットを買いました。というのも、ゲームをやっていなくて、「アニナナ3rdまで見た+コミックスと小説版を読んだ」だけで、ちょっとマネージャーとは言いがたい立場だったので、お邪魔になっては申し訳ないため、本当は通常上映で見るつもりだったのです。
 
 でも、始まって会場の皆さんがペンライトを点灯してくださったときに、ああ応援上映に来てよかった、と心から思いました。
 
 私は過去じゃにおたをやっていて、10年くらいは肩までどっぷり浸かって、残り10年は足の指先だけつけるような心地でいて、好きなグループが解散したことをきっかけに、足を洗いました。
 
 ムビナナのOP、客席をカメラが流していって、会場のペンライトが映って、ステージごとモニタ映像が映って、という流れ。
 
 客電が落ちて、客席がざわっとして、モニターに映像が映って、ああはじまる、今度のコンサートのコンセプトってなんだろう、ってOP映像を見ていた頃のことが突然まざまざとよみがえってきて。
 
 芽が出て、茎が伸びて、写真で花と薄が映って、というところで、気がつくと涙腺が決壊していました。
 びっくりだよ(笑)。
 
 IDOLiSH7が出てきて『MONSTER GENERATiON』歌い始めてもまだぼろぼろしてて、「ああこれ傘使ったダンスってだけじゃなくて、ダンサーさん入れてミュージカルっぽい演出なんだね」という感想が出てきて、ようやく涙が止まりました。
 
 そうだよ、コンサートって、ライブって、楽しいところだったんだよなあ、わくわくするものだったんだよなあ、と思い至って、ちょっと笑いました。
 ライブが、「終わりのための場所」として刷り込まれてしまったことに気がついたというか。
 そうじゃないんだよな、本当は、楽しい場所なんだよ、と、思い出した。
 
 冒頭5分弱で、そこまで連れってくれるのって、すごい力だ、と思いました。
 客席のマネージャーさんたちが楽しそうで、その空気のお裾分けをもらったことが大きいのだけど、そこまでエネルギーを注ぎ込めるだけのコンテンツなんだなと思うと、強いなあと。
 
  
 見終ってからまだちょっと足下が心許ない気持ちのまま帰宅して、それでもまだ楽しかったなあ、という気持ちが消えなくて、ふわふわしてました。
 1回見れば十分、と見るまでは思っていたのですが、DAY2はグループ曲が違っているので、結局DAY2も見に行きました。
 このときも応援上映で、また冒頭5分泣いてて、本当にびっくりしました(笑)。
 あの、始まる前の多幸感に満ちた空間、が一番好きなんだろうな、というのが今の結論です。
 昔も、会場にペンライトが灯る瞬間が大好きだった。今と違って、色替えなど出来ないペンライトだったけど、それでもあの点灯の瞬間、会場皆が始まるのを待ってる、わくわくに満ちた空間が好きだった。
 私が実際にもうその世界を目にすることはないけれど、こんなふうに幸せのお裾分けをもらえて、そのことがすごくありがたかった。
 アイナナを見ていられるのは、この世界がコントロールされたフィクションだから、という自覚があるから、なおのこと。
 リアルだけどリアルではない、リアルではないけどリアルな、優しい世界に、優しくしてもらった気がして、心からお礼を言いたいです。
 ありがとうございました。
 
 
 
 DAYS1のツボ。
 TRIGGERの『Last Dimension』をバラードに編曲したバージョン、こういうところがライブの醍醐味ですね。
 ZOOLの溶鉱炉の演出で階段まで全面モニタ仕様なのか、ちゃんとお金かけてもらえてる、と嬉しくなりました。
 千の「若者達任せた」的なコメントがかなりぐっときました。
  
 DAYS2のツボ。
 Re:valeの『激情』の演出がゴージャスで、ああこういうRe:valeが見たかったー! となりました。イスよりこちらのほうが「王者降臨」というイメージ。
 アイナナさんがこちらのほうが仲良しトーク度が高くて微笑ましく、見守る気持ちになりました。
 
 共通のツボ。

 出てきたグループが、次のグループを紹介するのに、ZOOLだけグループ名を紹介するのではなくて、比喩っぽく置いていくのがZOOLらしいやり方だなと感心しました。
 千のポニーテールにお花が咲いていて度肝を抜かれて、「あそこに花を挿そうと思ったのはどなたですか!?」(映画という意味でも、こけら落としのステージ演出としても)と内心叫んでしばらく呆然としてました。
 ひらひらコートめちゃくちゃ好き人間として『NiGHTFALL』はたまらなかった。あのグラデーションが素晴らしい、長さがあることに意味のあるコートって素晴らしい!
 『Incomplete Ruler』はゲームをやっていない身には「!?!?!?」となっていて、目を見開いてました。特別版パンフで一織がリハのときに客席で見ていたと書かれていてなおのことぎゅうっとなりました。手の振り付けが、天も陸もすごく良くて、これ会場に居たらずっとそこだけ見てるだろうなと思いました。(私のダンスで好きになるポイントが肘から指先までのラインの見せ方なので)
 『Pieces of The World』、これフォーメーションチェンジが多くて、見てる側としては大好きなんですけども、アイナナはともかく他グループ(特に千)は大変だったのでは。

 ステージ上の演出として、リアルのライブではちょっとできない「カメラが彼らを背中から写す」場面が何回か出てきて、こういうところはアニメならではだなあ、と思って面白かったです。円盤に収録はあると思うけど、当日その場にいたら絶対見られない構図なので、そこに尺を使ってでも、会場の俯瞰図を写したいのかと興味深かったです。
 

気がつくと7月

ギーツ

    

 「追い込まれると視界が狭くなる」という感じでここのところ見ていて辛い……。

 セイバーの内輪もめの「相手を思う余り選ぶ選択肢が最悪」からするとマシのような気がするものの、「状況的に追い込んでめちゃくちゃになることを傍観者として楽しむ」外側が用意されているギーツは、視聴者としての自分が毒気に当てられる感じ。

 

キングオ

 

 自分の大切なものは何か、のために、あれこれ取捨選択できるのがこの王様たちの強みだな。これから先、それぞれ迷っていくのでしょうけれども、こんなに敵も味方も入り乱れていながら、お話の筋として導かれる先があるのが信じられるのが、素直に嬉しいです。

 ヒメノ様の縦ロールとドレスを揺らして敵を倒していくところがすごく好きです……。リタ様の職務に忠実なところも好きです……。カグラギ殿、立姿に衣装が映えてたいへんよき。蜘蛛の人、凹むのも立ち直るのも早くてかわいい。ヤンマ、意地でも格好つけるとこがいい!!

 でもって、ギラくんはこの後どうするのでしょうねえ。どうするで信長も言ってたけど、ここから先を維持するのが大変。ノープランそうなのがわかるから、ヤンマがちゃんと聞いてあげてて先輩王様は優しいなと思っていました。

 

 アストリッドとラファエル2ndシーズンが終ってしまった。最終回ハラハラさせるのはお約束なんでしょうか。アストリッドが大変な目にあうので、胸が痛みます。

 ラファエルがアストリッドに対してどんどん近付いていき、アストリッドがそれを少しずつ受け入れて、お互いに歩み寄ってゆく二人のやりとりがすごく素敵。コンパスと指貫のエピソードがとても好きです。

 しかし3rdの予告で、アストリッドがますます大変そうで、もうそれだけで辛くなってしまっているので、また来週からハラハラさせられるのね、と覚悟を求められました……。いや絶対見ますけども……。

 

 タイバニ2ndをそっと見ています。安定の面白さ。BLEACHは初回見逃して、2回目を見たら日番谷くんが出ていた。懐かしかった……。

 

おいおい

ワートリ ジャンプSQ 2023年8月号

 

 おいおいおいおいにのみや―――――!!

 

 そゆとこだぞ―――――!! 

 

 言われたことまんまで(笑) 面白すぎる(笑)

 ユズルくんがんばったがまだ足りぬ、というとこなのはそりゃそうだろうよ年の差的に、ではあるんですが、それこそどこかで言おうと思ってたんだろうことですけど、ほんとに寝る前にそんな爆弾落とすか、という(笑)。 

 あと、ユズルのおかげでカゲにあんな影響があるとは思ってませんでした。犬飼くんとのやりとりに痺れました。ゾエさんも隊長やって面白みがあったと思うし、影浦隊の次のランク戦見たかったなあ。

(話の尺的にそこはもう見られないと思っているわけですが)

 

 三輪隊が古寺君を見守る目線がやさしいねぇ。ほっこり。 

 

というわけで逃亡先

 

ギーツ

 

 高橋さんて、不信を書くのが上手いなあ、と改めて思いました。

 エグゼイド、ゼロワンと来て、ギーツはそこが一番印象深い。

 傍観者というか、鑑賞者という立場のエグさが強調されているのも、今ならではだろうなあと思いつつ、見てると消耗するです。はい。

 

キングオ

  

 ここ最近、「これで最終回です!」と言われてもおかしくない盛り上がりぶりなのに、まだ18話。本当かい。だいたい毎回、前に描かれていることを何かしらひっくり返しているのに、それが嫌じゃなくてするっと飲み込めるのはすごいぞ。

 

 でもって今頃ンコソパってパソコンのことかい、と気がつきました。

 あと落ち込んでるのに体育座りしてダジャレってる子面白すぎる(笑)。おまけにヒメノ様的確すぎて、思わず声に出して笑ってしまいました。